CTOになりたい

CTOになりたかったけどなれなかったから一回なってみたいブログ

CTOな人(その1)

こんにちは

過去に色々なことを調べましたけど、
CTOを探すってことが結構大変な作業なんだ!と、
たった今、ようやく認識しました。

CTO(最高技術責任者)というキーワードで、
ITサービスを主な事業として扱う会社のCTOを探してみました…

Webサービス系(うまい括り方が見つからない)と、
上場してるSier、パッケージ系(自分がパッケージ系だったし)で調べてみました。

会ったことも見たこともない人もいますが、
多少失礼は承知の上で、独断と偏見を交えて以下に挙げてみます。
Webサービス系が多いので、今回はWebサービス系で

Webサービス

もっとたくさんいるのですが、すみませんが省きました。
たくさん数があっても、私の野望の役に立たないので…ごめんなさい。

  • 伊藤直也さん(前はてな)
  • 藤本真樹さん(現GREE)
  • 和田修一さん(現nanapi)
  • 大場光一郎さん(現クラウドワークス)
  • 田邊賢司さん(現ランサーズ)
  • 平山宗介さん(現リブセンス)
  • 貝畑政徳さん(現面白法人カヤック)

はっきり言えば、注目される・或いはプレゼンスが多いCTOはここに集約されてます。
特に、上位の伊藤さん、藤本さんはとてもよく知られたCTO(伊藤さんは今は違う)かと。
情報をよく発信しているし、CTOの地位向上は、上記のような人たちのおかげだと感じます。

んで、CTOの役割ですが、以下のような状況によって少し変わっていくようにも見えます。

スタートアップ時

  • サービスの開発(の中心人物)としてのCTO

知り合いの起業時に招聘されるケースが多いようです。
起業する人の知り合いの中で、技術力がある人、、、というのが最有力でしょうか。
※社長の性格とか考え方にも寄るけど、たいてい社長は技術者寄りではなく経営者寄り!

ここでは、この呼び方が流行ってるのかどうかわかりませんが、
サービスの提供形態もあり、「フルスタックエンジニア」的な素養が求められるようです。
アプリ、インフラ双方において、フレームワークOSSの知識等があり、
素早くサービスを開発できる能力が必要・・という感じかと。

軽く考察

私もこの辺なら自信あるしいけそうだな~、と思う。
でも、知り合いに起業しそうな人なんていません。
自分が起業しちゃったぐらいだし…

ユーザが増える、組織に人が増え始めると、、、

  • インフラの安定、サービスの安定的な供給
  • 組織文化の醸成、定着
  • 優秀な人材の確保

この時点でCTOになる場合
「実績のある同業種の会社から」
の招聘が多いように見えます。
GREE社員というのはよく見かけられました。
DeNAとか楽天とか、Yahooとか、その辺の企業にいると横のつながり?
もあったりして強そうです。

なお、スタートアップ時にCTOがいる場合はそのまま継続というケースも多くて、
結果的に、
「過去にCTOがいる会社で働いたことがある人を呼ぶ」
的な、閉じた世界でCTOが選出されている感が非常に強いです。
進んだ文化圏で育ってきた人間なら、まぁオーケーだろう的な?(負け惜しみだなぁこれ)

技術よりも、マネジメントで経営にコミットしていくという方向になってますね。
あと、この時期に技術力を押し出してくるCTOはあんまりいませんね。
わが社の技術は世界一ィィィィ!的なことはいいません。
その辺みなさんよく理解しておられますし、とても落ち着いておられます。

軽く考察

私も運用周りのパッケージ開発者なので、インフラの運用に関しては、
識者を外部から召集する方が無難だというのはよーくわかります。
私、この路線は私はアウトですね。
最近SIも手伝ってますし、運用を助ける製品開発とかもやりましたけど、
実際の運用自体を請け負うなんてことはしてませーん。

組織文化の醸成・定着という観点だと、
私が現在実施しているコンサルティングとか、過去のアーキテクト時代に
そんなことをやっていたので経験がないわけじゃないけど、、、どうなんだろう。

この辺は優秀な人材の確保という観点も含めて、
自分なりの考え、やり方等について、何か外部に発信している、
共感をえているような実績がないと外から呼ばれるなんてことは、
まずないのかもしれない。
実際に、アーキテクト時代の私の業務課題(というものを毎年設定する)は、

  • 有名になるぐらいすごい物作れ
  • 外部に知られる技術者になれ!(会社の外で講演を年2回やれ!みたいな)

とかでしたし・・

この辺はとても重要なんだろうな~と思います。
インターネットで情報発信とか講演してる人たちの説得力というものは、やはりあると思います。
さんざん出遅れて今更だけど、今度からそういうことも書こうかな~と思います。

有名になると、技術者が集まってくる!という他に、
採用等に力を入れているCTOもい(ると思って)ます。
インターン、採用活動、技術者の活動自体がニュースになるような会社の裏では、
おおよそCTOの方が暗躍してると、私は勝手に想像してます。
私もインターンは毎年参加してたけど、来てほしい学生が来てくれた時はうれしかったなー

と、脱線しそうだし、色々書きましたが、
「人のつながり」
ってのは、目下一番のネックなのかも、、、
と、書いてて痛感しました。

えーい、長いから次回のその2につづく